私が就活をやめて休学した理由

こんにちは:)


前に少し書いていた記事を消して、1からの再スタートです。

少し前に「9月入学」の話題がニュースに上がっているのを見て、ふと私が休学を決めた理由についてシェアしたいと思ったので、久しぶりにブログを書いてみることにしました。


まず簡単に私が置かれている状況からお伝えします。
私は1998年の早生まれです。ですので、私のほとんどの小学生、中学生の頃の友達はこの4月から働き始めました。しかし私はこの4月から大学4年生の代です。私が皆から1年 “遅れている” 理由は、カナダの高校を卒業したからです。北米の高校は6月卒業が主流ですので、多くの日本人は卒業後日本に帰国してから本格的に大学受験の準備に取りかかり、翌年の4月に大学に入学します。私もそのうちの1人でしたので、自動的に1年間 “遅れて” 大学に入学しました。

ここまでは良くある話ですね。

しかし私は今回大学3年が終了したタイミングで、休学することにしました。
理由を簡単に言えば、まだ大学生のうちに達成したかった目標「卒業までに韓国語を日常会話レベルまで伸ばす」を達成できていなかったからです。
ここからは休学に至った経緯を説明します。長くなります><



🌼〈就活初期〉
私は3年生の春学期が終了したタイミングで交換留学先から帰国し、2019年6月末から就活を始めました。今振り返れば、単に周りの皆がサマーインターンに応募しているから私もしなければという焦りからスタートした就活でした。自己分析もろくにせずに、あちこちに応募していましたし、きちんとした目標もありませんでした。短期インターンの他には、ベンチャー企業で3ヶ月ほど長期インターン をしました。こちらでは実際にいろいろな業務を任せていただけたので、就活と直接結びついていたとは言い難いですが、学ぶことが多く良い経験になりました。そんなこんなで大手企業の夏のインターン、秋のインターンにちょこちょこ参加しながら2019年10月を迎えました。この辺りから思うように就活に意気込めないことに不安を感じ、本格的な自己分析を始め、韓国語をもう少し勉強したいという思いに気づき始めました。



🌼〈ボスキャリ〉
2019年10月末にボストンキャリアフォーラム に参加しました。日英バイリンガルにとっては馴染み深い就活イベントですね。私が所属している国際教養学部からも毎年多くの人が参加しているようです。韓国への語学留学を考え始めていた私は、「今回は今後の参考として学べることを学んでこよう」と決め、面接の予約は1社のみで参加しました。この時は就活すること自体に疑問を感じていたので、本当に興味を持てる企業が少なかったです。しかし、高い航空券とホテル代を払ったにも関わらず、このようなモチベーションで行ってしまったことは今でも反省しています。ボスキャリ初日は面接を一社受け、その後は企業のブースを見て回ったのですが、夕方頃には「やっぱり私は韓国に留学したいんだ。無理に就活しようとするのはやめよう。」と感じていました。現地では主にカナダでの高校時代に出会った友人と、その子と同じカナダの大学に通っている日本人の皆と過ごしていました。皆とお互いのバックグラウンドや夢、関心があることなどについて話しているうちに、どこからか感じるプレッシャーを理由に周りに合わせて就活するのではなく、もっと私らしくやればいいと強く思えました。皆と話して久しぶりにカナダにいたときのindividualityを大切にする考え方がふわっと私の中に戻ってきて、とにかく幸せな気分になったことを覚えています。うまく言葉にできないけれど、就活を初めて約4ヶ月間自分を何かの枠に押し込めようとして苦しかった状況から解放された感じがしました。このことにもう一度気づかせてくれたカナダの皆には本当に感謝しています。ありがとう。

会場の写真と綺麗な公園の写真を載せておきます。🙂


🌼〈留学の決断〉
ボスキャリを終えて日本に帰国してから本格的に留学の準備をし始めました。学校選びについては、兼ねてから延世大学の語学堂に通ってみたかったため、一瞬の迷いもありませんでした。住む場所は初めは一人暮らしを考えましたが、最終的に語学力向上のためと安全面を考えてシェアハウスに挑戦することにしました。これについてはまた別の記事を書きたいと思います。家族、日本人の就活生の友達、韓国人の友達、お世話になっている大学の教授、キャリアセンターのカウンセラーさん、選考を進めていた会社の人事の方など本当にたくさんの方々に相談して、翌年の就活への影響などをよく考えた上で、韓国への半年間の語学留学を決めました。私が一番心配していたことは「年齢」でした。冒頭でもお伝えしましたが、私は大学入学が一年遅れているので(遅れるという表現が違うような気もしますが)、半年間休学したら、就職する時にはほとんどの人より2年遅れることになるからです。頭の中では、Come on, it’s not a big dealという風に考えていましたが、何事にも慎重な私は約2ヶ月間とにかく色々な方々(幅広い年齢層や職種)に相談しました。ちなみに、相談させていただいた方の中で60代の方以外は全員全く問題ないと思うと答えてくださいました。12月の中旬に韓国に行った際にCPAの勉強のために2年間休学を考えている友人、Law Schoolへの入学が決まった友人などに会い、更にインスピレーションを受けたことも私の中では大きかったです。



ここまでが私が就活をやめて留学を決断した経緯です。長くなってしまいましたが、読んでくださってありがとうございました。半年間の間で色々な気持ちの変化や葛藤があり辛い時の方が多かったですが、最終的にこうして留学を決断することができて本当に良かったです。実際の韓国の生活についてもまた記事を書きたいと思います。


ではまた。

Have a nice day :) 🌿

나노카 하고싶은 것 다 한다

早稲田大学休学生の韓国留学日記

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