就活失敗?

お久しぶりです🤍


今日は私の就職活動についてシェアしてみたいと思います。まだ完全に終了したわけではないですが、一応働いてみたいと思える会社から内定をいただけたので、感覚的には折り返し地点にいます。

私が今この立場で言いたいことは主に2つ
①自分を見失わないで
②ごめんなさい
です。
今回の記事では①自分を見失わないで について掘り下げてみたいと思います。

私はこの半年間自分の価値観や理想像を失ったまま就職活動をしてきました。理由は1つ。世間の目を気にしすぎたからです。最近就活生に人気のコンサルティング業界や、イケイケとされている外資系企業から内定をもらうことがかっこいい。または、誰もが知っている安定企業に入ったら安心できる。このような古い考えに洗脳されてしまっていたんです。結果的にこれらの企業は私に合っているとは言えませんでした。

会社説明を聞く段階でも、面接の準備をする段階でも、仮に入社できたとしても楽しく働いている自分が想像できないなあと思いつつ、いやでも年収高いし、皆が憧れる会社だし、やっぱりやってみようと自分に言い聞かせていました。このやってみよう精神は就職活動以外ではいつも自分の強みだと思っていましたが、今回ばかりは少し後悔しています。なぜなら、落ちた時に自分を否定する種になってしまったからです。

合わない企業はやはり面接の終盤にバレて、ことごとく落とされました。そこで完璧主義の私は、あれだけ練習したのにあれだけ準備したのに何で落ちたの?私ってこんなにできない人なんだ。という思考回路に陥り、自分でも驚くほど自分を否定しました。これまでこれといって大きな挫折経験がなかったので、(思い当たるのは、カナダの高校に入学した時に授業についていけず、友だちもできず苦しかった時くらいですかね)余計に自分の“できなさ”に落ち込みました。そもそも選考の段階で合わないと気づいていたじゃん、、とその当時の私に言ってあげたいです笑


落ち込むだけ落ち込んだ後、私はあまりに酷い自分の落ち込み具合に興味を持ち、自分を分析しました。①なぜわたしは合わなかった企業に落ちただけでこんなに苦しいのか。②なぜこんなに世間の目が気になってしまうのか。自分の幼少期やこれまでの経験を振り返って出た答えは、、、これまで常に母を喜ばせることに全力だったからです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は幼い頃から母とかなり距離が近く、大の仲良しです笑
小学生の頃からこれまでずっと何かある度に、母が喜ばせるために頑張るんだと自分に言い聞かせてきました。テストで学年1位になること、良い成績をキープすること、受験など、事あるごとに母を喜ばせるために一生懸命やってきました。なので今回の就活でも、母が喜ぶ企業に内定をもらいたいと思うようになっていたんです。私の頭では、母が喜ぶ企業=外資系、コンサル、金融 でしたので、実際にこれらの企業の選考に落ちた時のダメージが大きかったというわけです。自分に合わないと分かっていたにもかかわらず、受かっていたら母に喜んでもらえたのに。。と落ち込みました。


後日これを母に話したところ、「私が1番嬉しいのは、なのが働きたいと思える会社から内定をもらうことだよ。」と言ってくれました。心では分かっていたようで分かっていなかったこの事を母の口から聞き、ホッとしたのか涙が溢れてきました。申し訳なさ半分、感謝半分の気持ちでした。この時に初めて私が好きなように楽しく生きようと思えました。

メンタルがボロボロだった私を救ってくれたのがカナダ時代の友人です。もう7年くらいの付き合いになりますが、カナダに住む日本人の立場からビシバシ意見をくれるので、彼女と話すと正常な自分を取り戻せる気がします。そして毎回、私は日本と西洋のちょうど真ん中で考える人なんだなあと実感します。(表現が下手ですみません)そんな彼女は今回You live YOUR life, not your mom’s. First career is not your whole life. Happiness>“great career” that you don’t even enjoy. とアドバイスしてくれました。本当にその通りだと思います。いつもありがとう。

改めて考えてみると、私の周りにはクリエイティブに人生を創造している人が多いんです。

何年も休学してやりたい事を探した後モデルになった友人、イラストレーターになるためにたくさんの会社でインターンをしている友人、アンカー(韓国のテレビキャスター)になった友人、国連に入るという長期目標を達成するために模索し続ける友人、オーストラリアで永住権を得るために奮闘する友人
などなど

これまではそんな「やりたい事をとことん追求して思う存分楽しく生きる友人」の話を聞いていても、自分には程遠い世界だなと思っていたけれど、今回の件で自分にも十分当てはまることなんだと実感しました。私も素直にやってみたい面白そう、楽しく働けそうと思える会社に入社したいと思います。


思い返してみれば、私はこれまでの人生でいつも「興味がある事」「好きなこと」がはっきりありました。中学時代は「英語」、高校大学時代は「韓国」と「ダイバーシティ」でした。中学時代の英語への興味から高校はカナダへ、高校時代の韓国への興味から現在の学部に入学し4年間韓国について勉強し、高校時代に感じたダイバーシティの素晴らしさをきっかけにこれまで常に個性豊かな人がいるコミュニティに所属してきたことを考えると、私は母を喜ばせるために一生懸命だったけれど、同時に好きな事をとことんやってきた人間だったのかもしれません。だからキャリアにおいても、やっぱり素直に働いてみたいと思える会社に入るのが性に合っているのかもしれませんね。


競争が激しい環境でいつも誰かと比べて疲れたり、つまらないな興味ないのになと思いながら働くのは嫌です。。!
まだクリエイティブに生きることについて恐れている部分はあるけれど、日に日にその恐れがワクワクに変わっている気もします。
今回の就活を通して、これまで世界/人生を広く大きく見れていたようで見れていなかった自分に気づきました。これからは私も自分の人生をクリエイティブに創造していきたいと思います。🌷

これまでの説明をまとめると、

  •  私は母を喜ばせたいという思い/使命感から、自分に合っていなかったにもかかわらず、世間的にかっこいいとされている企業の選考に参加し、精神的に苦しい半年間を過ごした。
  • 私が仮に“母が喜ぶ会社”に入社できたとしても、私が幸せに働けなければ意味がない。
  • 結局一年目は何事もやってみなければわからないんだから、素直に興味がある会社に入社するべきだと思う。

こんなところですかね。大変苦しかった半年間でしたが、選考に参加しなかったらコンサルや外資系、金融に合わないことにも気づけなかったと思うので、ある程度得たものはあったかなと思います。まだ就活が終わったわけではありませんが、十分と言って良いほど沢山学びました。笑
もし私と似た境遇で苦しい思いをされている方が読んでくださっていたら、この私の失敗経験から何か一つでも感じていただけることがあれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。🤍 I hope you are having a lovely day or night ! Stay safe. 


나노카 하고싶은 것 다 한다

早稲田大学休学生の韓国留学日記

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